
「スモールワールズ東京」(SMALL WORLDS TOKYO)は、日本の東京にある世界最大級のミニチュアテーマパークです。
この施設は精密で美しいミニチュアが特徴で、訪れる人々がまるで小さな世界に迷い込んだかのような体験ができることが魅力です。
子供が行きたいと言うので、頑張っていってきました!!
「スモールワールズ東京」とは
主な特徴と魅力ポイント
- テーマエリア: 「スモールワールズ東京」にはさまざまなテーマのミニチュアエリアがあり、それぞれの世界観が細部まで再現されています。
- 宇宙センターエリア: ロケット発射や宇宙ミッションがミニチュアで再現されています。
- 関西国際空港エリア: 飛行機の離着陸や空港内の様子を細かく表現。
- ヨーロッパの街並みエリア: 中世のヨーロッパをモチーフにした風景が広がっています。
- アニメ関連エリア: 「美少女戦士セーラームーン」や「エヴァンゲリオン」などの世界観を再現。
- 動きと音の演出: ミニチュアには動きが取り入れられており、列車や車が走り、飛行機が飛び立つシーンなども楽しめます。また、昼と夜の切り替え演出で、ライトアップされた夜景のミニチュアを見ることができます。
- 自分の分身をミニチュアに: 「スモールワールズ東京」では、3Dスキャンを利用して自身のフィギュアを作成し、それをミニチュア世界の一部として配置することができます。これは「住民権プログラム」と呼ばれ、訪問者の人気アクティビティの一つです。
- インタラクティブな体験: 実際にボタンを押してミニチュアを動かしたり、音声を再生したりできる仕掛けが随所にあり、子どもから大人まで楽しめる内容になっています。
- アクセス:
- 所在地: 東京都江東区有明1丁目
- 最寄り駅: ゆりかもめ「有明テニスの森」駅から徒歩圏内。
- 営業時間・チケット: 営業時間やチケット料金はシーズンごとに異なることがあるため、訪れる際は公式ウェブサイトでの確認をおすすめします。
区分 | 料金 |
---|---|
大人(18歳以上) | 3,200円 |
中人(12〜17歳) | 2,100円 |
小人(4〜11歳) | 1,700円 |
3歳以下 | 無料 |
土日祝日等の変動はなく、この他に障害者手帳等をお持ちの方の割引料金と、年間パスポートの販売があります。
スモールワールズの施設内容
関西国際空港エリア

公式サイトより
関西国際空港をモデルにしたスモールワールズの空港です。
実際に旅客機が離陸する姿を見れたり、滑走路や空港内も細かにミニチュアで再現されています。
宇宙センターエリア

公式サイトより
1960年代のアポロ計画時代と未来の宇宙センター、2つが同じ空間に存在するエリアとなっており、ロケットやスペースシャトルの打ち上げを見ることができます。
宇宙人がいたり、古き良きアメリカの街並みが再現されていたり、スポンサーのアート引越センターとプリマハムの未来の姿があったりと、細かく見れば見るほど楽しめます。
エヴァンゲリオンエリア
人気アニメ、エヴァンゲリオンの第3新東京市エリアをミニチュアで再現したエリアや、エヴァンゲリオンの格納庫のエリアで構成されていて、ファンならたまらない再現度の高い展示になっています。
シンジやレイなどの主要キャラもミニチュアになっていて、アニメのワンシーンが再現されているのもポイントです。私はアニメが大好きなのでとても感激しました。
その他にも、アニメとタイアップしたエリアや、ミニチュア作家さんの作品展、カフェやワークショップと充実しておりお財布のひもが緩みまくりです。
スモールワールズを子どもと一緒に楽しむポイント
スモールワールズ東京は、一見大人向けの施設かと思いきや、親子で楽しむための仕掛けが満載でとてもテンションが上がります。
動くミニチュアのしかけがたっぷり
先ほど少し触れましたが、ロケットの打ち上げや、飛行機の離陸など、ミニチュアの中にはダイナミックな動くしかけがあり、子供も大人も盛り上がることができます。
その他にもちいさなギミックがたくさんあり、ボタンを押すとミニチュアの一角が動いたり、光ったりと大忙し。
ボタンにはしかけのヒントが書かれていて、ボタンを押すとここが動くのかな?とわくわくできます。
子供はボタンを押すのが大好きだし、ボタンがたくさんあるだけでテンション上がりますよね。
押すと、電車やトロッコが動いたり、観覧車が回ったりするボタンもありました!
クイズラリーで景品がもらえる
世界の街エリアには、ミニチュアの中にキーワードが入った宝箱が6つの隠されていて、すべてのキーワードを集め、正解をスタッフの方に伝えると景品がもらえるクイズラリーがあります。
これが意外と難しくて、親子で夢中に!むしろ親のほうが必死!
私が行ったときは、モルカーのクイズラリーイベントも開催していて、あらゆるエリアにモルカーが隠れていてモルカーにあるキーワードをすべて見つけると、抽選会にチャレンジできました。
モルカーは子供が好きなのでよかったです。
こういった探す系のイベントは小さいお子様でも楽しめるので、ありがたいですよね。
5歳の子供でも、キーワードはわからないけど、宝箱を探すのに夢中になっていました!
ワークショップや3Dフィギュアも人気
スモールワールズでは、大人も子供も楽しめるようなワークショップを毎日開催しています。
特にスモールワールズならではの人気の体験が、100個のカメラから360度の姿を撮影し、自分そっくりのフィギュアを作る3Dフィギュア作り。
作った人形をミニチュアの世界に置ける「住人になるプログラム」というのもあり、人気のようです。
フィギュアは世界にひとつだけなのでお値段も結構するのですが、100個のカメラで3D撮影をすること自体は無料で体験できるので、ぜひ子供と体験してはいかがですか?
また、お土産コーナーには、好きなミニチュアを選んでスノードームを作るキットが販売されていて、かわいいミニチュアを選んで自分だけの作品が作ろうと真剣に選んでいる子供たちがたくさんいました!5歳は小さなドームキーホルダーを購入し、好きなミニチュアを2つ選びました!
女の子はこういうの大好きですよね
カフェメニューが子供受けするウインナー
スモールワールズ内には、ご飯を食べられるカフェがあるので、親子で遊びに来て施設内でご飯を食べることができるのはありがたいですよね。
しかも、子供が喜ぶメニューをちゃんと用意してくれているのが、とてもありがたいです。
わくわくキッズプレートから、子供が大好きなウインナー盛り合わせ!!
なんといってもスポンサーがプリマハムですからね。
メニューを公式サイトから引用させていただきましたが、お子様セットやウインナー、フライドポテトなど、子供にも食べさせやすい軽食が多め。
こういうミュージアムのカフェって、やたらオシャレで子供が食べるものがないパターンあるからありがたい!!
もし、このメニューがお気に召さないお子様がいても・・・安心して!
ここから徒歩3分程度のところに【有明ガーデン】という複合商業施設があり、レストランやフードコートが充実してますよ!
カフェはライトアップされた幻想的で、ミニチュアを眺めながら食事ができる席があったり、ベビーカーを横付けしてゆったりと家族で座れるテーブルがあったりと、子供も過ごしやすい空間です。
豆知識
「ミニチュア (miniature)」という言葉の語源は、ラテン語の 「minium」 に由来します。この「minium」とは、古代で使われた赤色の顔料(鉛丹)を指します。以下にその由来の詳細を説明します。
語源の流れ
- ラテン語の「minium」: 中世ヨーロッパでは、写本(手書きの本)の装飾に赤い顔料「minium」を使い、タイトルや装飾的な文字を書きました。この作業を「miniatura」と呼びました。
- 装飾技術としての「miniatura」: 「miniatura」という言葉は、写本全体の装飾や細かい絵画作業を指すようになります。これは、単に「赤い顔料を使ったもの」に限らず、小さなサイズで精巧に描かれたものを表す意味に変化しました。
- フランス語と英語への伝播: このラテン語の「miniatura」がフランス語を経て英語の「miniature」になり、「小さいもの」や「精巧に作られた小型のもの」という意味に広がっていきました。
- 現在の「ミニチュア」: 現代では、サイズが小さいもの全般を指す言葉として、日本語でも「ミニチュア」として定着しています。特に模型や装飾品、芸術作品の小型版を指すことが多いです。
補足
この語源には、「小さい(mini)」というラテン語の「minus(少ない)」との関係も含まれており、現在の意味で使われる「ミニ」という言葉にも影響を与えています。
小さな世界の魅力を持つ「ミニチュア」は、古代の写本装飾から現代の芸術や趣味に至るまで、長い歴史を持つ言葉と言えます!
少しかしこくなったわね!
まとめ
気になっていたけどまだ行ったことない!という方は、ぜひこのお得な機会に行ってみてはいかがでしょうか?