二人育児が辛すぎる」と感じた経験はありませんか??

育児に加えて家事もこなすのはかなり大変です。2人目の出産の喜びもつかの間、苦労の多い二人育児に、やっていけるのか不安になったという方もいるでしょう。負担の積み重ねはネガティブな考えになりがちです。

今回は二人育児がなぜ大変なのかを考え、乗り切るための方法を私なりに考えたので紹介します。終わりのない育児の悩みに不安を抱えている方は参考にしてみてください。

せっかくの貴重な子供との時間を楽しめるようになるはず。

ここがつらいよ二人育児

両親や兄弟の手を借りても大変な二人育児。ママやパパのワンオペ育児ならなおさらです。しかし、実際に二人育児の何がどのように大変なのでしょうか。

二人育児の大変さが具体的にわかれば、大変さを解消するための糸口になると思います。

1、寝かしつけ

例えば上の子が2歳、二人目が0歳の場合。

上の子はお昼寝と夜間の睡眠だけで済みます。しかし、0歳は違います。産後間もない赤ちゃんには、2時間おきの母乳やミルクが必要です。

年齢の違う二人の子どもは生活リズムがバラバラなため、寝かしつけが大変。ワンオペ育児をしているママやパパの負担は計り知れません。

やっと上の子を寝かしつけたと思っても、赤ちゃんの夜泣きで目を覚ましてしまう場合もあり、心身共に疲れ果ててしまいます。

2,お風呂

2人の子どもを見ながらベビーバスや着替えを準備して、遊びに夢中でお風呂に入ってくれない上の子を上手に誘導してお風呂に入るのはとても大変です。

ママやパパは髪や体を洗う時間があまりありませんし、ゆっくりとお風呂に浸かるなんて夢のまた夢のように感じます。

寒い季節には風邪をひかないように、脱衣場や浴室を先に暖房で温めるといった手間も加わるでしょう。

さらに目を離した隙に子どもが溺れないか、転んで頭を打たないか、など気を張り続けなければいけません。

3,赤ちゃん返り

二人目が生まれた時に心配なのが、上の子の赤ちゃん返りやイヤイヤ期です。

上の子に比べて、産まれたばかりの二人目に手がかかるのは当然です。

しかし二人目にばかり手をかけて優先していると、上の子は「ママは赤ちゃんの相手ばかりしている」「どうにかしてママの目を自分に向けさせたい」という思いが募ってしまいます。

赤ちゃん返りやイヤイヤ期の子どもは、ある意味赤ちゃんのお世話よりも大変です。抱っこをねだって泣いたり、あれこれワガママを言ってみたりと、二人育児の負担が2倍どころか何倍にも増えてしまいます。

4,大人の疲れ

授乳で慢性的な寝不足の中で頑張った掃除も、後ろを振り向くと上の子がおもちゃを散らかしているのを見つけた瞬間、疲れがどっと押し寄せるでしょう。

毎日満足に寝られないことに加えて二人育児と家事を繰り返す日々は、時間や体力の他、精神的なゆとりさえ奪われるような感覚に陥りかねません。

ママやパパの体調に関係なく、休まず押し寄せる育児と家事は、二人育児の辛いところです。

二人育児の大変さを解消する方法

平成30年に内閣府が発表した「ワンオペ育児の現状」によると、共働き家庭において夫の育児時間は平均49分に対して、妻は平均3時間45分という結果でした。

育児や家事に協力的なパパがいる一方で、ママのワンオペ育児が主流なのも事実です。しかし、二人育児はママだけが抱えるには大きすぎる負担です。

実際我が家も、私の家事育児負担が多すぎてよくケンカをしていました。

このピンチをのりきるために、

パパを上手に動かして負担を減らしましょう。

仕事をしているしていないに関わらず、親である立場はママもパパも一緒

できることはやってもらいましょう。帰宅途中に買い物を頼んだり、子ども達を寝かしつけている間に洗濯を頼んだりするだけでも、ママの負担は減ります

ただし、買い物を頼む時は具体的にオーダーしましょう。例えばオムツなら「〇〇という名前で女の子用の紙オムツ。〇サイズを〇個」というふうに頼みます。ちょっと面倒かもしれませんが、そうすることで、違うものを買ってきてしまうことを防ぎ、余計なイライラを生まなくてすみます。

電話で言うだけでは忘れてしまう可能性もあるため、メールやLINEなどを使って文字で残してあげるのもポイントです。

夫婦のコミュニケーションがこのピンチを乗り切るコツになってきます。

子どもに上手く習慣づけをする

飯の前にテレビを消す、寝る前に絵本の読み聞かせをするなど、毎日の行動を習慣づけましょう。

子どもは言葉が拙く、言い聞かせるよりも行動で示したほうが早く伝わります。最初は大変ですが、繰り返すうちに子どもがルーティンを覚えて「〇〇をしたら次は△△」とわかるようになります。

毎日のルーティンを表にして、壁や冷蔵庫に貼っておくのもおすすめです。ママが1日のスケジュールを考える手間がなくなります。

さらに赤ちゃんの授乳時間をメモしておけば、ひと休みするタイミングを掴みやすく、リラックスタイムを手に入れるのも可能です。

二人育児を楽にする便利グッズ

抱っこ紐

上の子が上手に歩けるようになると、上の子が歩いて下の子は抱っこひもで移動することが多かったです。腰ベルトタイプの大きな抱っこ紐はかさばるため、コンパクトな抱っこ紐が欲しくて購入。

折りたためば小さくなりバッグにも入り、必要な時に簡単に取り出して抱っこすることができるので便利です。新生児からも使えるので、夜中に抱っこマンになり辛いときは、この抱っこひもに入れてゆらゆら揺れているとすぐ寝てくれます。

ブレンダー

一人目は離乳食をすりつぶしたり刻んだりするのも全部手作業でしたが、「早く買っておけば良かった!」と思ったのがブレンダー

二人目の離乳食を作る時間を短縮したくて購入しました。

離乳食期間だけだと使える期間は短いですが、とーっても時短に離乳食作りが楽に

もし金銭的に余裕のある方は、ベビーフードを購入してママの負担を減らすのもありだと思います。

二人乗りベビーカー

公式サイトより「KATOJI」

買うのを迷いましたが、本当に買ってよかった!!!

二人乗りベビーカーはお買い物やお散歩のとき色々活躍してくれました。

横並びではなく縦型だと、お店の中なども移動しやすく、大きめの車をお持ちの方は車にも乗せられます。

お姉ちゃんがイヤイヤ期のときは「乗りたくない!」と言ったのでしばらく使っていませんでしたが、最近また出したら「ベビーカーだあ!」と今でもうれしそうに乗ってくれています。

まとめ

少しでも心の余裕を持って、その時期だけの子供の可愛さを味わいたいですよね。

悩みを乗り越えるためには、周囲の協力を得たり、便利な育児グッズを活用したり、無理をせず適度に手を抜くことも大切です。

育児を助けてくれるアイテムはたくさんありますので、大変な時期は頼って育児を楽にしていきましょう