こんにちは!先日、家族全員で京都旅行に行ってきました。小さな子どもがいると旅行の計画も少しハードルが高いですが、工夫すれば楽しい思い出がたくさん作れます!今回は、私たちが体験した「子連れ京都旅行」のエピソードを写真付きでお届けします。

初日:古都に触れるゆったり旅のスタート

旅行初日は、京都駅に到着した瞬間からワクワク!駅構内には観光案内所もあって便利でした。小さな子どもがいるので、荷物を預けるコインロッカーやベビーカーの貸出情報もチェック。まずは、京都鉄道博物館へ。列車好きな息子が大興奮で、シミュレーターや展示車両を満喫していました。

その後、嵐山エリアへ移動し、竹林の道を散策。涼しい風が心地よく、子どもたちも竹の美しさに見入っていました。途中、渡月橋の風景を眺めながら、豆乳ソフトクリームで休憩。子ども用の小さなサイズが用意されていて助かりました。

渡月橋(とげつきょう)は、京都の嵐山エリアに位置する美しい木造橋で、その歴史は平安時代に遡ります。桂川に架かるこの橋は、周囲の自然と調和した景観が特徴で、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の風景を楽しむことができます。

名前の由来は、満月が橋を渡るように見えるという詩的な光景から来ていると言われています。渡月橋は嵐山観光の中心地でもあり、多くの観光客が訪れます。橋の周辺には竹林の道や嵯峨野トロッコ列車の駅もあり、家族連れやカップルでの観光に最適なスポットです。

橋のたもとには飲食店や土産物店が並び、地元の名産品やスイーツを楽しむこともできます。また、川沿いでボート遊びを楽しんだり、散策したりするのもおすすめです。特に夕暮れ時には、渡月橋と周囲の山々が美しく染まり、写真映えする風景が広がります。

2日目:伝統とアクティビティを楽しむ

朝食は宿泊先で用意された和朝食。子ども用に少しアレンジしてくれるサービスがありがたかったです。この日は清水寺とその周辺を観光しました。清水寺の舞台からの眺めに感動しつつ、子どもたちは階段を登るのがちょっと大変そう。ですが、周囲の雰囲気が楽しくて、途中でアイスを食べながらのんびり進みました。

お昼は近くの「おばんざい」料理屋さんで和食を堪能。お店の方が子ども向けの器を用意してくれて、一緒に楽しむことができました。その後、祇園界隈を歩き、舞妓さんと写真を撮るというサプライズ体験も!

清水寺について

清水寺の最大の特徴は、「清水の舞台」と呼ばれる本堂の舞台です。この舞台は高さ13メートルにも及び、檜を使った木造建築で釘を一切使わずに組み上げられています。舞台からは京都市街を一望でき、特に桜や紅葉の季節には絶景が広がります。

清水寺周辺には、清水坂や二年坂、三年坂といった石畳の道が続き、伝統的な町並みが楽しめます。お土産物屋や和菓子店が立ち並び、京都らしい雰囲気を味わいながら散策するのがおすすめです。

3日目:リラックスしながら最終日

最終日は、京都御苑でピクニック気分。広い敷地で子どもたちが走り回れるので、自由に遊ばせるのにぴったりでした。その後、南禅寺で石庭を眺めつつ、最後の観光スポットへ。水路閣で家族写真を撮るのもおすすめです!

南禅寺の水路閣(すいろかく)は、明治時代に建設された煉瓦造りのアーチ型水路橋です。この橋は琵琶湖疏水の一部であり、京都市内への水の供給や船の運搬のために作られました。

水路閣のデザインは、西洋の建築様式を取り入れた独特な美しさが特徴です。赤レンガのアーチと周囲の自然が見事に調和し、写真映えするスポットとして多くの観光客を魅了しています。また、ドラマや映画のロケ地としても使われることがあり、その風情ある雰囲気が広く知られています。

南禅寺の静かな境内を散策しながら水路閣にたどり着くと、歴史と自然が融合した特別な空間を楽しむことができます。訪れる季節によって風景が異なり、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの時期に行っても美しい景色を堪能できます。

特にアーチの下をくぐり抜けて見上げる視点は圧巻で、家族連れやカップルでの散策にもぴったりです。

旅のヒントとまとめ

今回の旅を通じて、子ども連れならではのポイントをいくつか発見しました。

  1. 移動手段を工夫する:京都は徒歩での観光が多いですが、ベビーカーやタクシーを上手に利用すると楽に移動できます。
  2. 事前予約がカギ:人気スポットや食事場所は予約しておくとスムーズでした。
  3. 小休憩を挟む:疲れたら甘味処やカフェで一息。子どもたちもリフレッシュできます。